内子町国際交流協会さんへのインタビュー
現在、GLEEAは、県内の教育委員会、学校、及び国際交流協会へ留学や国際交流についてのインタビューをしています。
先日は、(公財)内子町国際交流協会さんへインタビューをお願いしました。
内子町は、ご存じのように国際交流の活発な街です。
ドイツ(ローテンブルグ市)との姉妹都市関係もあり、毎年ドイツへの中・高校生の派遣を行っており、もう20回目を迎えてます。
もともとは、「町興し」の一環としてスタートしたらしいのですが、多くの住民の方の協力で、今では、地方の自治体の国際交流としては、類を見ないほど成功しています。
「善循環」していると思ったのは、とにかくスタッフの皆さんから「この町に恩返しを」という言葉が多いことです。
なんと派遣事業の1期生、2期生の方々が今では、役場や協会の中で中心となって働いています。
「子供のときは、なかなか、これだけ多くの方々にお世話になって、ドイツに行ってるとか分からないじゃないですか?」
「でも今なら、それが分かりますし、せめて恩返しをということで・・」
そんな言葉が飛び交います。国際交流を軸とした人間形成にも、また街づくりにも非常に役立っている事業なのだと分かります。
また異文化と触れ合うことで視野も広がったと。
「ただ大学入学前までは、絶対にドイツだ!ドイツ語だ!と思ってたんですが、広くコミュニケーションを取るには英語かな?と大学時代に思いまして、英語、そして他の国にも留学しました」とのこと。
そして今では地元を活性化、国際化するお仕事をされているわけです。
異文化を知り、そこに住む人を知り、互いにコミュニケーションを取ると応援団になってくれます。
地方活性化は、ある意味、応援団をたくさん作れるかどうかです。
地元に、近くの地区に、県内、国内に、そして海外にさえ・・・そうすることで、どんどんその地域は活性化していきますし、子供たちも、国際化を意識した環境で育っていきます。
非常に参考になるお話でした。
2014年からマレーシア留学を手掛ける。会社員時代の友人がマレーシアから来ていたこともあり、今では毎年マレーシアを訪れるほどに。観光よりも、仕事ということで、観光地は知らずとも、大学やインター校には、やたら詳しい。留学の他に、学習塾、日本語教室も経営しながら、東南アジアからの学生の受け入れなども手掛ける。