保護者の方が感じる初めての海外研修での7つの心配事
初めてお子様を海外研修に出すとなると色々とご心配ですよね。
私どもの研修に参加される際にも、多くのご質問を頂きます。
たいていの心配事は、杞憂で終わりますが、対策を取っておくにこしたことはありません。
今回は、よく寄せられる7つの心配事(質問)と、弊社の取り組み(対策)を書いています。
- 安全・安心
- 語学力
- 緊急の際の連絡
私どものプログラムは、教育機関が行っているということもあり、安全・安心には、特に注意を払っています。
1.マレーシアの安全は大丈夫なのですか?
マレーシアは、東南アジアの中では、先進国に属する国です。
今まで大きなトラブルに遭遇したことはありませんし、治安も日本とあまり変わらない感覚です。
しかし、油断は禁物です。置き引きなどの被害に合わないように、貴重品は確実に身に付けておくことが大切ですし、ホテルでも、必ずスーツケースの中に入れ、鍵をするように指導しています。
(もちろん、多くのホテルは、問題ありませんが)
しかし情報筋の話では、現地の日本人の方が詐欺をするとか、現地の人が、声をかけられついていくとカモられるということもあったとの話も聞いています。そのため、私どもの研修中には、必ず日本人スタッフが同行する形を取っています。
また生徒には、当たり前のこととして、日本ではない(日本語はそれほど通じない)ということを認識し、また文化も違うということから自衛するという心構えが大切と指導しています。
2.持病があるのですが?
意外と多くあるのが持病についてです。
日本から薬を持って行くことで大丈夫であれば、特に問題はありません。
しかし過去1例だけ、日数分の薬を持って来なかったため、持病(蕁麻疹?)が出て、現地の薬局で、日本の病院で処方されたものと同じ薬を手に入れて事なきを得たことがあります。薬等は、必ず日数分+αをお持ち下さい。
なおマレーシアの薬は、日本とほぼ同じです。
また、現地で日本語の使える病院とも提携しているので、何かあっても安心なようにしております。
(病院には、ある生徒を念のため連れていったことがありますが、ほぼ日本と変わらずという感じでした。)
最近の生徒さんには、アレルギーを持っている方も多いのですが、ホテルでの食事のみであれば対処可能ですが、現地では、外食が基本ですので、保護者の方との懇談にて渡航可能かどうかを決定させて頂いております。
3.現地まで一人で行けるかどうか心配です。
弊社は、関西国際空港をメインに使用しますが、中には、関東の生徒さんもいらっしゃいます。
その場合、関空まで来て頂くか、羽田・成田から直接、クアラルンプールに飛んで、そこでピックアップするかを保護者の方との面談にて決定します。
別便で現地に入る場合、私どもの航空便となるべく時間を合わせて頂き、現地スタッフが空港まで直接迎えに参ります。
4.英検2級以上でないと厳しいでしょうか?
本プログラムは、「英検2級以上」との記載をさせて頂いております。しかし高校生だけでなく多くの中学生も参加します。すると中には、英検2級の取得がまだという生徒さんもいらっしゃいます。
現地ではオールイングリッシュの環境ですので、自分の意志を英語で伝えなければなりません。
その目安として英検2級と書かせて頂いております。
実際は、日本からのスタッフが常に同行致しますし、現地の国立大学でも日本語学科の先生方々にご協力をいただいておりますので、日本語が通用する環境にはしておりますが、メインは英語を学習することです。この研修を目標に、先に日本で英語を少しでも勉強して頂ければと考えております。
5.マレーシアの英語って訛ってないんですか?
現地の方の英語は、少々訛りがあります。指導する先生は、イギリス・シンガポール・マレーシアの大学で「英語」を指導していた先生ですので、クィーンズイングリッシュ(まさに英語)を話されます。
(下は、以前のブログです。)
実は、世界で一番話されている言語は、ブロークンイングリッシュです。
アメリカ英語やイギリス英語ではなく、第二言語としての英語。
日本の大学でも、マレーシアやフィリピンなどへの留学が多くなっているのも、今後の経済を考えると、アジアとの結びつきを強化しなければならないということ、既にアメリカ英語、イギリス英語だけでなく、多様な英語を聞き取れる必要があるということからです。
マレーシアの英語力は、こちらのランキングを見て頂ければお分かりのように、かなり高いです。
実際、現地の大学には、アメリカやイギリスの大学に編入するプログラムがあるくらいです。一番大切なことは、英語で意志疎通が出来ること。それも、多くの方と出来るということです。
6.緊急の際の連絡は出来ますか?
できます。スタッフは、現地の携帯を持ってますので、いつでも連絡が取れます。
またクアラルンプールでは、あらゆるところにwifiがありますので、基本、生徒さんともLINE等で連絡が取れます。(音声も問題なくつながります。)日本の携帯も、そのまま使えますが、1分100円程度しますので、多くの方は、LINEやメッセンジャーなどを使用しています。
7.親子留学は出来ますか?
基本的に可能です。私共のプログラムには、毎回、様々な教育関係者が見学にいらっしゃいます。
中には、生徒さんの保護者もいらっしゃいます。
多くの教育機関(大学を含む)が見学をお申し込みされます。
ただしずっと一緒ですと、生徒さんもやりにくいと思いますので、その按配は、大人の判断でお願いしています。見学希望者の相談も随時受け付けております。
なおお問い合わせの多い、小学生に関する語学研修につきましては、Web上では公開しておりませんが、受付ております。ただし、このプログラムは、各ご家庭用にカスタマイズさせて頂く都合上、先にメール、もしくはフォームから連絡を頂き、ZOOMにて面談後に設計、実施することになっております。
以上、簡単な説明でした。
2014年からマレーシア留学を手掛ける。会社員時代の友人がマレーシアから来ていたこともあり、今では毎年マレーシアを訪れるほどに。観光よりも、仕事ということで、観光地は知らずとも、大学やインター校には、やたら詳しい。留学の他に、学習塾、日本語教室も経営しながら、東南アジアからの学生の受け入れなども手掛ける。